2005年5月23日 (月)

ライブドアに未来はない

 平成17年5月14日20:00から23:30のあいだに、当blogの記事がすべて削除された。その後、何度かライブドアに連絡を取ろうとしたが、連絡の手段はメールのみ、しかし、その後、何の連絡もない。例え何百円としても金を取っている以上はビジネスだ。Blogの自由度は高いが、まともなアフターケアができないものをビジネスと呼ぶことはできない。今までライブドアに対する俺の評価は高いほうであったが、アフターケアもできない企業に未来はない。
 車が動かなくなった時、TVが映らなくなった時、修理を依頼するまともな連絡の手段がなければどう思うだろうか?連絡しても何の返事もなく放置されたらどう思うだろうか?客は二度とその製品を手にすることはないだろう。堀江社長には商売の基本がわかっていない。
 俺は偶然を信じない。このblogが消去された場合には、どんな理由をつけようとライブドア自身の責任と考える。livedoor Blog利用規約にいい文章があった「その他弊社が不適切であると判断する行為」。

 クリック感謝→

5月 23, 2005 ライブドア問題 | | コメント (12) | トラックバック (6)

2005年5月17日 (火)

Blogが削除されている

 平成17年5月14日20:00から23:30のあいだに、当blogの記事がすべて削除された。と言うよりもblog自体が削除されている。犯人は不明であるが、IPアドレスはすべて保管してあるので、法的措置をとるつもりだ。しかし許せんことをする馬鹿者がいる。Blogの記事にも著作権が発生していることも知らないのだろうか。  

 クリック感謝→

5月 17, 2005 ライブドア問題 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年4月23日 (土)

ライブドア、ブランド力41位

 日経BPコンサルティングは、延べ1500ブランドを並列に評価した「ブランド・ジャパン2005」(2004年11月実査)の結果をまとめた。 (2005年04月23日、投稿記事)  クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 1位から3位までは、トヨタ、ホンダ、ソニーと並んでおり、昨年比ではホンダとソニーが入れ代わっている。注目すべきは、ライブドアが圏外から41に入っていることだ。俺も昨年の今頃はライブドアの存在すら知らなかったが、少なくとも世の人にライブドアの存在を知らしめた事に関する堀江社長の貢献度は高い。フジTVがライブドアの大株主となり社会的信用度も高まった。昨年と比較して飛躍的に向上したと思われる資金調達力を、今後、ライブドアがどのように活用していくのか興味がある。  楽天は24位(昨年45位)、ソフトバンク47位(昨年75位)となっている。  
  

4月 23, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月24日 (木)

ソフトバンク・インベストメントがフジテレビ筆頭株主に

 フジテレビジョンは24日、ソフトバンク系の投資会社のソフトバンク・インベストメント(SBI)がフジの議決権の14.67%を握る実質的な筆頭株主になったと発表した(日経ITビジネス&ニュース)。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 実質的には、孫正義代表がフジテレビの筆頭株主となった。孫正義代表はスカパーの前身であるJスカイBに出資し時、「将来的にテレビはブロードバンドになるので、それまでに映像コンテンツ関連のノウハウをストックしておきたい」と表明しており、TV朝日の株を収得してTV朝日に業務提携を持ちかけたこともある。最近でも「Yahoo! BB 光はテレビのポータルサイトを取っていきたい」と発言しており、TVに対する関心が高いことは周知の事実であったから、今回の話は渡りに船だっただろう。  

 堀江社長もソフトバンクと楽天が、TVを狙っていることぐらい知っていただろうし、昨年の野球球団買収事件もある。当然、想定の範囲内の事だろう。それよりも、フジテレビはソフトバンクが借株を使って売りをかけてきたら、どう対応するのだろうか。  

3月 24, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月21日 (月)

楽天がフジサンケイに接近

 日経ビジネス:ライブドア騒動の陰で潜行するメディア進出、楽天がフジサンケイに接近(一部改編)。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

昨年秋、村上氏から楽天に話が持ち込まれたという。「うちの持っているニッポン放送株を全部引き取らないか」。三木谷社長は村上氏の申し出を受け、すぐ日枝会長に面会した。日枝会長は知らせてくれたことに感謝しつつも、ニッポン放送株問題は、フジサンケイグループ内で解決できると回答。楽天側が望んだ業務提携についても「ぜひ進めたい」と応じ、両社の交渉は継続されていた。  

 その関係が一層密になったのは、ライブドアによる29%を超えるニッポン放送の大量保有が発表された直後だった。今年、2月10日から実務者同士が接触し、「大変なことになっちゃうんじゃないですか」楽天側の心配をよそにフジテレビ側は事態を楽観しているようだった。「ライブドアの案件はそんなに切迫した問題じゃないですか」  その後、フジテレビが第3者割当増資を実施し、それを楽天が受ける等が検討されたらしい。しかし、「司法が介入するディールには関わらないほうが賢明」との三木谷社長の判断から、フジテレビ側とは三木谷社長と日枝会長とのトップ同士がまず大きな流れで合意することが大切とのスタンスに変わりつつある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

 日経ビジネスの同記事では、ネットと金融の融合について次のように書いている(一部改編)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

 3月10日、国内信販を買収するという楽天の会見に、みずほ銀行の齋藤頭取(旧日本興行銀行で三木谷社長の上司)が同席した。こういった会見に銀行本体の頭取が出席するのは極めて異例。しかもこの案件を楽天に持ち込んだのは、みずほコーポレート銀行。しかも頭取直々の案件だった。ネット上での買い物や借り入れなどが増えれば、ネットと金融の融合はさらに加速する。ただ広い顧客基盤を持つネット企業はほんの一握り。近い将来には、メガバンクによる有力ネット企業の囲い込み競争も予想される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

 ライブドアに対する反応と楽天に対する反応はずいぶん違っている。三木谷社長がTシャツを着ても似合うとは思えないが、堀江社長がスーツを着てもおかしくないと思う。下らんことだと思うが、「残念だが、憂き世の常」なので、つまらないことで損をすることはないと考える。

   

3月 21, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月19日 (土)

ライブドア、フジ買収に向けLBO

 ライブドアがフジテレビジョン買収に向けLBOにより、3,000億円の資金調達を検討していると朝日系の報道機関が、3月17日報道した。

 クリック感謝→

 堀江社長は「マスコミの妄想」と完全否定。3月18日の株式市場で、フジテレビジョンは、324,000円で前日比+40,000のストップ高をつけた(テレビ朝日も同日275,000、前日比+40,000のストップ高)。

 昨年11月には、今回の買収計画を立案済みだったと思われるライブドアに対し、フジの対応の悪さが目立つ。「フジテレビ系列のテレビ局27社が共同で声明文」などという悠長なことをしている。それよりも第三者割当増資用に調達した2000億円で、ライブドアにTOBをかける検討でもした方が良いのではないだろうか。

 TOBに関する書籍

3月 19, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月17日 (木)

ライブドアがフジテレビジョン株収得へ

 ライブドアが、ニッポン放送株を、3月末までに50%超を確保することは確実な情勢(50%を越えたという報道もあるが)となった。

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 裁判所の判断もライブドア有利になってきた。次に本体の株収得に動くのは当然だろう。しかし、フジ側の動きは最初から後手後手に回っている。きちんとアドバイスする専門家がいないのだろうか。

 フジテレビが配当を7倍にするそうだ。急に配当を上げることに関して批判する向きもある。むろん、今までどうしてやらなかったのかという疑問は当然だと思うし、最低でもニッポン放送のTOBを開始した時と同時期にやっているべきだったとは思う。しかし改むるに遅しということはない。今回の事件をきっかけに日本の企業が、もう少し株主に顔を向けた経営へ動き出すことを望む。

 1年遅れたが、平成19年からは外国株を対価とした株式交換によるM&Aが解禁になる。それまでに、日本企業が時価総額を上げられなければ、日本企業のほとんどが外資によるM&Aにさらされることになる。ライブドアは日本の会社で社長も日本人、いくら世代間の価値観が違うといっても、同じ文化の下で育ち、日本語も通じる相手だ。価値観のまったく違う外資相手にいくらアンフェアと言っても通じない。それまでの間に、日本の企業が株価の時価総額を如何に上げられるかが勝負となるだろう。

 ちなみに、日米企業の時価総額を比べると、エクソン 40.2兆円、GE 39.7兆円、トヨタ 14.8兆円。2000年1月にBalmerがCEOになって以来、株価が低落し続け、時価総額が1/2まで減ったマイクロソフトが29兆円。ソニー 4兆円、任天堂 1.6兆円だから、やろうと思えばマイクロソフトは現金を使わずに、楽々、ソニーと任天堂を手に入れることが出来る。

  銀行でも26兆円のシティグループに比べ、三菱東京FG 6.3兆円、三井住友FG 4.7兆円。小売ではウォルマート 25兆円、イトーヨーカ堂 1.8兆円、イオン 1.3兆円、伊勢丹 0.3兆円、三越 0.3兆円。

 ライブドア関連では、ライブドア 0.2兆円、フジテレビジョン 0.7兆円、ニッポン放送 0.2兆円。付け加えるとヤフー 3.8兆円、ソフトバンク 1.6兆円。

 前回のオプション取引について、よくわからないという意見があったので簡単に読める参考書を紹介しておく。

 オプション売買入門
  - プロトレーダーをめざす実践家のためのオプション売買マニュアル

 儲かる!株の教科書日経225オプション取引 基本と実践

  カプランのオプション売買戦略
  - 優位性を味方につけ市場に勝つ方法

  決定版 リアル・オプション
  - 戦略フレキシビリティと経営意思決定

3月 17, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月15日 (火)

ニッポン放送の新株予約権は安すぎる

 ニッポン放送の新株予約権については、聞き飽きたと感じている方も多いだろうが、今日のモーニング・サテライトで、Horiko Capital Managementの堀古氏が、以下の様に述べていた。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 「今回は、4月2日以降のオプション価値は殆どなくなるという特殊な新株予約権であるのに、4月25日以降に新株予約権を336円で買い戻す事ができるという消却条項が付いていることにより、本新株予約権の価格は逆に、非常に高くなければならない筈なのに、裁判所も『発行価額の算定において消却条項を考慮すれば理論的には発行価額は減額されるということができるが』と誤解している。」  

 堀古氏のレポートが楽天証券のWebSiteにあったので紹介させてもらう。「法整備が必要な新株予約権発行」。  オプションをやっている人ならわかるだろうが、堀古氏の別レポート「ポイズン・ピル」から原文を引用させてもらった(一部修正)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

 当オプションには「当社取締役会が必要と認めた場合は・・・消却」という買い戻し(Callable)条項が付いています。しかし事態が事態ですので割当先の便宜を図るため、この条項は逆に、割当先が選択権を持つ売り戻し条件(puttable)である可能性があります。その場合、未行使分について割当先の負担は売り戻すまでの金利のみで済むため、当初ニッポン放送がオプション料として受け取る金額は非常に大きくなければなりません。  いずれにしろ、このように価格算定が困難で、適正かつ公平な割り当てができるはずのないものを大量発行してしまう事が今回最大の問題である事に変わりはありません。)  今回の、この条件での新株予約権の第三者割当が許されるという判断が下されれば、今後投資家は日本株に投資する際、いつ経営者の独断でこのようなファイナンスが行われるか分からない、という不透明要因を覚悟しながら投資しなければならなくなる。投資家に高いリスクプレミアムを要求する結果、日本株に対する魅力は薄れ、投資家は市場から離れていくだろう。今回の問題は単に当事者にとどまるものではなく、日本の株式市場全体に大きなダメージを及ぼしかねない重要な問題なのである。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

  

3月 15, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月14日 (月)

ニッポン放送は焦土作戦

 いよいよ、ニッポン放送は焦土作戦ですか。堀江社長がどう出るか、外野としては楽しみにしている。

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 取締役である亀渕社長は、株主により選ばれて会社の経営を株主から委託されている立場である。株主に損失を与える行動をとると、亀渕社長個人(会社でない)の責任を追及する株主代表訴訟を起こされ、損害賠償の請求がなされるであろう。亀渕社長が、それに対してどのような防衛手段を考えているのか実に興味深い。

 村上氏が株主総会で演説すると予告しているのは知らないのだろうか。

3月 14, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月11日 (金)

ニッポン放送の新株予約権発行差し止め

 一般的にはライブドア有利と考えられていたので、今回の判断は常識的な結果と受け止めた人が多いと思う。

 クリック感謝→

 一般株主を無視した、今回のフジテレビ(ニッポン放送)の対応を認めると、企業防衛のためにはルールを飛び越えて何でもありになってしまう。世界中が注目していた判断だったので、まともな判断が出て良かった。フジが報道するかどうかも心配していたが、少なくともレインボー・ニュースでは淡々と報道していてほっとした。

 TV東京の15:30からの番組で、日経金融新聞が個人投資家に対して行ったアンケートを紹介していた。今回の新株予約権発行を容認できないとの回答が74%、どちらを支持するかではライブドア66%、フジ18%、これが面白いが、どちらが企業価値を高めるかではライブドア36%、フジ22%だったそうだ。今回の判断が出たことで買い安心感が広がり、来週にも12,000円越えが実現するのではないかと予想する。

 同番組で岡田さんが、これからは株主の委任状争奪戦になり、HPとコンパック等の争いを例に挙げ、株主に向け双方がPR合戦を繰り広げることになるだろうと述べていたが、本当にそういう開かれた争いが行われることを望む。

3月 11, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 9日 (水)

ライブドアとフジについて

 ライブドアの堀江社長について philosopractical chaosmos の主催者が、 「堀江社長は単純に連結子会社を増やし、フジテレビとの提携をして業績を上げ、株式の時価総額を大きくしたいと考えたに過ぎないのではないか。」と書いているが、俺も良い所をついているのではないかと思う。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 インターネットは単に儲けるための手段であって、儲かれば別に他の道でも彼にとっては同じだったんじゃないだろうか。これは別に彼を非難しているわけではなく、自分の能力で金になることがあればそれを選ぶ人が多いだろう。

philosopractical chaosmos から引用させてもらう ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ちなみに各社の17年3月期業績予想をみると次のとおり。

ニッポン放送、予想連結売上高108,700百万円、予想単独売上高28,000百万円予想連結経常利益7,700百万円、予想単独経常利益900百万円予想連結純利益5,400百万円、予想単独純利益900百万円。

ライブドア、予想連結売上高78,300百万円、予想単独売上高12,000百万円予想連結経常利益11,200百万円、予想単独経常利益1,800百万円予想連結純利益5,800百万円、予想単独純利益700百万円。

フジテレビ、予想連結売上高475,500百万円、予想単独売上高374,000百万円予想連結経常利益49,000百万円、予想単独経常利益44,500百万円予想連結純利益25,000百万円、予想単独純利益24,500百万円。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

 ライブドアとフジの純利益は5倍の差、俺の会社は連結赤字なので比較のしようがない。昨年、若い変な奴(失礼)が出てきたなと思っていたら、実は俺が負けていた。 孫さんのところを比較のために、四季報からあげると次のようになる。

ソフトバンク(筆頭株主:孫正義 31.5%、業績予想非開示)。 予想連結売上高850,000百万円、予想連結経常利益-45,000百万円、予想連結純利益-40,000百万円。

ヤフー(筆頭株主:ソフトバンク 41.8%) 。予想連結売上高109,000百万円、予想単独売上高100,000百万円、予想連結経常利益58,000百万円、予想単独経常利益58,000百万円、予想連結純利益34,800百万円、予想単独純利益34,800百万円 。

3月 9, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 8日 (火)

ライブドアとフジ、得たものが多いのはどちらか

 今回のフジのTOBで、ライブドアとフジ、得たものが多いのはどちらだろう。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 フジは、拒否権まで握ることが出来たが、得たのはこれだけ。市場価格より低いTOB価格を提示するという不合理な取引を堂々と行い、それに賛同する企業がいるといる実態。これに対していかがわしさを感じたのは俺だけではないだろう。フジ日枝氏のライブドアを見下した様に写る傲慢な態度、フジの視聴率低下に貢献したNo1。この件を連日TVでは報道していた様だがフジは一切報道しなかったらしい。少なくとも俺が地上波で見ている数少ない番組のひとつである報道2001では、報道されていない。気に入っている黒岩さんのコメントが聞きたかった俺としては不満大だ。  フジに堀江社長を呼んで発言させる番組でも作っていたらフジの評価は上がっただろうに、堀江社長が出る予定だった(出ていた)番組を中止してしまう。  傷ついたフジのブランドを回復するのは容易ではないだろう。しかも、フジをほとんど知っていなかった海外にまで、伝統を打ち破る堀江社長と対比するフジという形で報道されてしまった。  対して、ライブドアが失ったものは、フジTVに対する支配権を得るのが遅くなったこと位だろう。  ニッポン放送のPBRは1.18なので、この件が明らかになるまで4700-5000円だった株価でも相当買っていたと思われるライブドアは、ニッポン放送自体が解散しても損失はほとんどないだろう。  堀江社長はバトンタッチするようにTVに出ている(今、テレビ東京に出ている)。ライブドアの存在自体を知らなかった一般の人々にライブドアの名前が知られたというメリットは大きい。知って、嫌な奴がいるとか、生理的に受け入れられない奴がいると思った人も多いだろうが、知られていないよりはビジネスチャンスに結びつく、失うものがあるフジと失うものがないライブドアの最大の違いだ。俺自身も昨年の野球球団買収の件まではライブドア自体を知らなかった。でもこれを載せているのはライブドアのブログだ。  海外で大々的にしかも好意的に報道されたのもライブドアにとっては金に変えられない価値だろう。孫さんを知らない人はいても堀江社長を知らない日本人は少なくなっただろう。他の方のコメントに書かせていただいたが、ライブドアの株価はしばらく下がるだろうが、300円は買と考える。

3月 8, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 6日 (日)

株価純資産倍率1は底値

 電通は、マーケットでは4日の終値で6,500円で売れる株をフジに5,950円で売ることに決めた。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 フジが電通に「株を売らなければお宅との取引は今後考えさせていただきます」と言ったとすれば、これは脅迫で犯罪行為。むらいさんが書いているように、電通にとってフジテレビおよびニッポン放送は大きな取引先であるから、電通が「フジが勝ったときTOBを断っていたら大変なことになる。この程度の損ならTOBを受けざるを得ない。」と判断したと俺は考えるが、これが圧力(無論、むらいさんの考えは正論)。フジテレビと大きな取引がない企業が、株主代表訴訟で株主から責任を問われるリスクを考慮するのも当たり前の話(大取引先でないのだから、なんら圧力を感じる必要もない)。しかし今日のF1で、トヨタに対するコメントが少なかったと感じたのは俺だけか、フロントローから出て入賞は逃したが9位に入ったのに、番組最後のコメントは本田に対するものだけだった(要するにフジをみている)。  PBR(株価純資産倍率)とは、株価を(発行株数当りの純資産)で割ったものだから、企業が解散したとすると、残る価値が1株当たりどれくらいかを知ることができる。つまりPBRが、1倍以下になると株価が解散価値を下回ることになる。株価が(発行株数当りの純資産)を割り込むぐらいなら、その企業を清算すれば株価以上の取り分を得られることになるので、基本的には株価は(発行株数当りの純資産)以上になる。要するに1倍以上になる。PBRが1に近いということは、マーケットがその会社を純資産と同じぐらいの価値しかないと考えているということである。  ヤフーは66.52、松井証券は8.91。これはマーケットが、ヤフーや松井証券を高く評価していると言うこともできる。もっともPBRが高いから今後も株価が上がるわけではなく、逆にPBRが高すぎる株は買われすぎと考えるのが常識(常識がいつも通用するわけではないのも常識)。一時マイクロソフトは、63兆円(1ドル105円換算)を超える時価総額があったが、これは当時のマイクロソフトの年間売り上げ(利益ではない)の20倍以上、G7の一国であるカナダのGDP以上であった。これは異常だが、マーケットがマイクロソフトの将来性をそれだけ評価していたということでもある。  日本の場合、まだバブル崩壊の影響が残っており、PBRが1倍程度の企業も多いが、ヤフーのような企業もあるし、最近評価が下がってきているソニーが1.56、本田が1.82。大型株は2程度が一般的。PBRが1に近いというのは、底値に近いと考えられている、大型株のPBR上位銘柄が大型株全体を上回る成績をあげるということも良く知られている。

3月 6, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 5日 (土)

日本放送は2,800億円をどう使うのか

 堀江社長が社員に嫌われましたのかどうかはわからないが、経営者(=株主が経営を任せると決めたもの)が気に入らないなら、会社を辞めれば良いだろう。 

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 村上ファンドがホームページで述べているように、本来の株式会社制度においては、取締役が株主を選ぶのでなく、株主が取締役を選ぶものである。それが嫌なら株式を公開しなければ良いだけ。フジの経営陣もニッポン放送の経営陣も株式公開の意味を理解していないとしか思えない。  ところでフジが新株予約権を行使した場合に日本放送に入る2,800億円を、日本放送はどう使うつもりなんだろうか、大株主である堀江社長が配当によって株主還元を求めたらどうするつもりなんだろうか。また日本独特(フジ独特)の方法で株主は無視か。こんな会社に公共の電波を使わせている総務省の麻生大臣はどう考えているのか聴いてみたい。  

3月 5, 2005 ライブドア問題 | | コメント (1) | トラックバック (0)

フジとトヨタ、電通

 トヨタは、フジが提示している買い付け価格の5,950円は市場価格(4日の終値は6,500円)を下回っており、  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 トヨタ株主への説明が難しいと判断しTOBで株式をフジに売却するのをやめた。フジに5,950円で、TOBに応じた電通には株主に説明できるだけの圧力がかかったということか。  chiki氏がblogで、「フジテレビはニッポン放送の企業価値をそれほど高く見ていない」、「株価も企業価値を判断する材料のひとつ」と書いておられるが、日本放送のPBR(株価純資産倍率)は1.21だが、一方のフジテレビも1.18。PBRが1倍ということは、会社を解散して資産を株主に戻したら、株価と同じ金が返って来る事を意味している。つまりPBRが低いということは、経営者が無能という事。電通はPBR1.68、トヨタは1.81、ライブドアは4.17。

3月 5, 2005 ライブドア問題 | | コメント (1) | トラックバック (5)

2005年3月 3日 (木)

ライブドア堀江社長の記者会見

 ライブドアの堀江社長が、「インターネットと既存の放送事業と一日も早く融合させ新たな事業を展開しなければ、既存の放送事業はあっという間に遅れた存在になり、誰も見なくなってしまう。現在の経営者に任せていたら時代に遅れてしまう。」というようなことを、外国特派員協会で記者会見で述べていた。

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 俺は新聞は読まないし、TVも地上波はほとんど見ない。日本のメディアがいかにいい加減であるかは、今回の事件でも証明されたとおりだ。昔は日経CNBC、スカパー2で日経CNBCが見れなくなってからは、Bloombergを流している。  堀江社長が単にTVとインターネットを融合させたいだけなら、自分で衛星放送のTV局を作れば良い。彼が言うとおりなら既存の放送事業に飽きた視聴者は数年のうちに彼のTVに移ってくるだろう。先日彼が言った、「リーチが欲しい」ということが本音だろう。フジが昼12時からやっている何の意味があるかわからない番組を見ているような視聴者でも、ともかく視聴者の数を少しでも多く手っ取り早く手に入れたいというのがニッポン放送を買いたいということだろう。  しかし、ポイズンビルが本来の意味と違う使われ方をしているのには、いつもの事ながらあきれてしまう。本来のpoison pillとは違い日本だけでしか通じないポイズンビルですと断ってくれないと勘違いをする視聴者が増えてしまう。もっともポイズンビルがpoison pillの事だと勘違いする海外の投資家はいないと思う。カタカナにするにしても、もっと原音に近いものするべきではないだろうか?  

3月 3, 2005 ライブドア問題 | | コメント (2) | トラックバック (3)

2005年3月 2日 (水)

市場内時間外取引が急に問題にされたのは何故か。

 ライブドアのニッポン放送株取得の目的は、コンテンツよりもリーチとブランド。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 要するに多くの視聴者やポニーキャニオン等の顧客によりライブドアの影響力を広げ、ブランド力を高めると、堀江社長は説明したらしいが、正直すぎるきらいがあるがこれは当然のことである。ライブドアがプロ野球球団を手に入れようとしたとき、眉をひそめた人々が多くいたことは記憶に新しい。  俺もある大企業に提携を申し込んだことがあるが、鼻先であしらわれた。「当社は資本金10億以上の企業とでないと提携しません。」とか「当社は一部上場企業としか提携しません。」とかいう、はっきりした理由があるならわかるが、要するに「お宅のようなポット出た先もわからない会社と提携したらうちの沽券に関わる。」というのが正直なところだったのだろうと思う。お利口なフジテレビが日本放送を上場したままにしていたのだから、買い取るだけの金がある堀江社長が買い取ろうとするのは当たり前のことだと考える。  市場内時間外取引を批判する向きも多いようだが、今まで多くの会社がやってきたようにフジテレビが日本放送株を時間外取引で手に入れたいたらどうなっていただろうか。もちろんマスコミが取り上げることもなかっただろう。法律を変えて今まで享受してきた利権を手放すようなこともしなかっただろう。

3月 2, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (5)

2005年2月28日 (月)

株式会社の持ち主は株主であって、経営者でない。

 ニッポン放送の2004年3月期、1株あたりの連結利益101.7円、配当15円。株式は3,280万株発行している。ニッポン放送の総資産は2,298億1,600万円。今日の終値は6,700円。時価総額2,198億円となる。

 クリック感謝→

 アンフェアかもしれないが、昨年マイクロソフトは普通配当?4ドル、特別配当が3ドル、合わせて7ドル(1ドル105円換算で735円)、320億ドルの特別配当を含み合計750億ドルを配当した。これはアメリカ国民総生産の0.3%に相当する。ちなみにマイクロソフトの1株利益は1.39ドル(1ドル105円換算で146円)。もっともマイクロソフトの資産は短期投資を含む現金同等物だけで、1ドル105円換算で5兆1千4百50億円もある。

 しかし、アメリカの会社は日本の会社と比べて株主に多額の配当をする傾向があり、これが企業防衛にも役立っている。しかも利益を上げられない経営者は株主によってすぐに首をすげ替えられてしまう。これがアメリカの株式会社の良いところでもあり、欠点でもあるが、日本の株式会社はあまりにも株主を馬鹿にしすぎだ。株式会社の主人は株主であって、経営者は株主によって経営を委託されている雇われ人に過ぎないということを忘れている(無視している)経営者が多すぎる.

 日本の会社でも配当金を増やすことによって株主を繋ぎ止め、外資からの買収を防いだ会社もある。株主会社の原点に帰れば利益を株主に還元するのが筋。それをやらないから、外国人?から東証は博打場などと言われもなくても良い事を言われてしまう。

2月 28, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年2月27日 (日)

フジサンケイグループのいびつな構造とライブドア

 フジテレビが負ける原因を作ったのは日枝氏を始めとする、まことに有能なフジサンケイグループの役員の方々だ。  クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 フジサンケイグループを作り上げた鹿内信隆氏は、日経連専務理事から専務としてニッポン放送にはいった。鹿内信隆氏はニッポン放送株を大量に取得し実権を掌握、社長に就任した。その後、1957年にはフジテレビを設立した。同じころ、経営危機に陥った産経新聞社にも、財界の要請を受けて再建に乗り込んだ。鹿内信隆氏は、ニッポン放送を中核に、少ない資金で巨大メディアグループを支配する経営手法をつくりあげた。その後、1985年に長男の春雄氏が信隆氏の後を継ぎ、当時視聴率が悪かったフジテレビをNo.1企業に育て上げた。産経新聞も改革しようとしていた春雄氏は42歳の若さで惜しまれながら急死してしまう。その後も産経新聞が低迷しているのは皆さんもご存知のとおりだ。  鹿内信隆氏は、娘婿の鹿内宏明氏をニッポン放送に送り込んだが、現フジテレビの日枝氏が鹿内宏明氏の会長職を取締役会で解任する。しかし、解任劇で鹿内宏明氏は追放されたが、同氏がフジサンケイグループの中核ニッポン放送の筆頭株主である事実には変わりなかった。当時ニッポン放送はフジテレビ株の51%を保有しており、鹿内宏明氏の動向によっては日枝氏のクビが飛びかねなかった。そのために、ニッポン放送とフジテレビを上場し、増資などで鹿内家のニッポン放送株とニッポン放送のフジテレビ株の双方の持ち株比率を相対的に下げた。  しかし、小さなニッポン放送はフジテレビの22.5%の株式を所有する同社の筆頭株主だ。フジテレビは産経新聞社や扶桑出版、ポニーキャニオンなどの大株主なので、ニッポン放送株を手に入れれば(約1,000億)、売上高で約五倍のフジテレビに「割安」で影響力を持てる。そのいびつな構造に、いちはやく(でもないか)気が付き、手を打ってきたのが堀江氏である。他人にグループの中核企業が買い取られるのがいやなら上場廃止していれば良かっただけの事。上場利益を得た上にきちんとした手を打っていなかったくせに、恥ずかしげもなく堀江氏を非難する日枝氏は、優秀で恥も知る真の紳士と言うしかない。    

2月 27, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (7)

2005年2月26日 (土)

時間外取引を利用したライブドアに非があるのか?

 時間外取引を利用したライブドアの取引手法を産業界などが、株の公開買い付け(TOB)制度の盲点をついた不透明な株買い占めの動きと批判している。  

 クリック感謝→blogランキング(国内ニュース)

 金融庁も経営権取得につながる大量の株の買い付けを時間外取引で行うと、市場の透明性を損ないかねないとみて、不透明な株買い占めの動きを封じる必要があると判断したそうだ。  マスコミ各社も時間外取引による企業買収が、あたかもグレーゾーンのように報道しているがはたして彼らの主張に正当性があるのだろうか?  時間外取引とは、証券取引所の通常の売買時間外に電子ネットワークを使って行う売買取引のことで、1997年に導入された。同一銘柄で同量の売り注文と買い注文を出し売買を成立させるクロス取引など大口取引などに活用されている。価格決定に競争原理が働かず不透明さが残り、小口投資家が参加しにくい問題点がある。  要するに、一般の投資家の取引には、いろいろな縛りをつけてきたのに、金融機関など機関投資家等の大口投資家には時間外取引で売買する相手が判明しなくても構わないシステムを提供して便宜を図ってきたということだ。  しかも、彼らは今まで時間外取引によって企業買収を行ってきている。俺は別に堀江氏を弁護するつもりはないが、政治家を含む、お仲間同士がうまい汁を吸っているときには問題にしないが、新参者の若造が同じ事をするのは許さんということだ。  いままで、うまい汁を吸ってきた連中が自分達のことを棚にあげて、ライブドアを批判するのは社会正義に反する行動と言わざるを得ない。

   

2月 26, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (7)

2005年2月25日 (金)

ニッポン放送のフジに対する新株予約権が認められた場合

ニッポン放送がフジテレビに大量の新株予約権を発行したが、

 クリック感謝→

アメリカで新株予約権を発行するためには、
1.株主総会の議決を得ること。
2.新株予約権は株主全員に公平に与えること。
が条件になっていると聞いた覚えがある。

 今回のフジサンケイグループの横暴が裁判で認められた場合、外国人からは、日本は普通の資本主義の国とは違うと思われてしまう危険性がある。

 自分たちのルールが通じない国に大事なお金を預けようとするだろうか?日本の株式市場から外国人が一斉に撤退してしまった場合、この国の株式市場はどうなってしまうのであろうか?

2月 25, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年2月24日 (木)

ライブドアに対抗してニッポン放送が新株予約権を発行?

 ライブドアの堀江社長に対抗して、ニッポン放送は、フジテレビに対して新株予約権を発行して対抗すると報道されている。

 クリック感謝→

 これ程、株主を馬鹿にした話があろうか。そもそも株式会社は株主のものである。役員は株主に利益を最大限にするために、株主が経営を任させているに過ぎない。

 ニッポン放送が、4720万株も新規発行すれば、当然、一株あたりの資産価値は半分以下になる。大多数の株主が損をするのは目に見えている。得をするのは、自分の地位を守るのに汲々としているサラリーマン役員たちだけだ。

 フジテレビの下にいるのが会社の価値を高めるのか。ライブドアの傘下に入るのが会社の価値を高めるのか判断するのは、サラリーマン役員でなく会社の持ち主である株主であることを忘れているのではないか。

2月 24, 2005 ライブドア問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)