« 後期高齢者医療制度は小泉内閣 | トップページ | 政治献金は悪か? »

2009年3月 6日 (金)

政治資金規正法の矛盾

自民・菅氏、政府高官発言を批判=民主・鳩山氏は検察捜査に疑念

3月6日12時18分配信 時事通信

 自民党の菅義偉選対副委員長は6日午前の党役員連絡会で、西松建設の違法献金事件に関する東京地検特捜部の捜査が自民党議員にまでは及ばないとの見通しを示した政府高官の発言について、「実態が分からないのに、分かったようなことを言うべきではない」と批判した。細田博之幹事長も「当然だ」と同調した。

 笹川堯総務会長も記者会見で「原則として政治は検察に介入しない。検察も政治には介入しない。加えて不偏不党は当然のことだ」と指摘した。

 一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午前、都内で記者団に対し、政府高官発言に関し「検察側と政府筋の間で何らかの『できレース』があると思わざるを得ない。なぜ今、選挙の直前に(強制捜査の対象が)小沢一郎代表の事務所だけなのか、強い疑念を感じているゆえんだ」と述べた

 この事件は、政治資金規正法がざる法だから起きた事件である。政治資金規正法では、2000年以降は政治家個人の資金管理団体への企業献金が全面禁止された。しかし、政党側への献金は現在も認められており、政治家の多くは独自の政党支部、例えば、民主党小沢支部といった政党支部を作って企業献金を集めている。自民党や民主党の大物議員では、個人の政党支部をいくつも持っているのが当たり前となっている。

 小沢代表が主張しているのは、この点である。企業からの献金と分かっていたら初めから「民主党小沢支部」に献金させていた。そうせず、「資金管理団体」で献金を受け取ったのは、個人からの献金だと判断したからだと主張しているのである。検察が、この点をどう攻めるのか見せていただこう

 私は、小沢氏とは特に安全保障問題で意見を異にするが、それと今回の事件とは別である。現在の法務大臣は自民党の森英介氏である。政府高官から上記のように「西松建設の違法献金事件に関する東京地検特捜部の捜査が自民党議員にまでは及ばない」などという発言が出てくるのは、いかがなものであろうか。法務大臣が検察に対する指揮権を持っていることを考慮すると、民主党の鳩山氏のような疑念を抱く方も多いと考える。

 Blogランキング→

3月 6, 2009 経済・政治・国際 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122444/44260150

この記事へのトラックバック一覧です: 政治資金規正法の矛盾:

コメント

コメントを書く