長井さん、至近距離から銃撃
長井さん、至近距離から銃撃…TV映像などで明らかに
9月29日1時49分配信 読売新聞
【バンコク=田原徳容】米テレビCNNなどが28日に放映した映像で、ミャンマー軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中に死亡したニュースプロダクション「APF通信社」(東京都港区)の契約記者、長井健司さん(50)が、軍用トラックから飛び降り走ってきた武装兵士に、数メートルの至近距離から撃たれていたことが分かった。
ヤンゴン中心部のスーレ・パゴダ(仏塔)付近の路上で、あおむけに倒れた長井さんが、右手に握りしめたカメラは、逃げる市民を追うかのように、その背中に向けられた。だが、武装兵士はかすかに腕を動かす長井さんのそばを通り抜け、デモ隊を追い続けた。
軍政は、デモが最も頻繁なこの地区を厳重警戒しており、特別な訓練を受けた精鋭部隊が任務に当たっているとされる。
国家には自国民を守る義務がある。自国民が殺されたのに、速やかに適切な対応をとらない国家は、自国民だけでなく他国からも信頼を失うであろう。USAの国民がミャンマー軍事政権に殺されたとしたら、USAの対応は、現在の日本政府の対応と同じだろうか?
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